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みなさん、こんにちは!大津です!
今日は先日の9/21にあった”中秋の名月”に関することをお話ししようと思います!
さて、ここで問題ですが、”中秋”とはいつのことを指すと思いますか??
読んで字のごとく、秋の真ん中なのですが、
実はもともと8月15日(旧暦)のことを指していたんです!
現代では1ヶ月ほどずれて9月ということになっていますが、なぜでしょうか??
これにはきちんと理由があって、昔使用されていた暦には太陰太陽暦というものがありました。
今回は詳細な説明を省きますが、この暦では1ヶ月が29.5日の間隔で、かつ1年を約354日で考えています。これは新月の日を月の初めとする考えから来たことによるものです。
これにより太陽暦と1年で11日ほど誤差が出るのですが、太陰太陽暦ではその誤差を約3年おきに1回、閏3月という通常の3月の後にもう一度1ヶ月分を入れることで調整していました。
その太陰太陽暦を日本は使用していたわけですが、明治5年11月に当時から世界で主流であった太陽暦へと変わったことで本来の”中秋”がずれたちゃったというわけなんですね!
暦が変化したことで祝う時期はずれてはしまいましたが、昔からの習慣の意味や思いはこれからも残していきたいですね🎑